P4Mergeを使って、見えなかったものを見る
P4Mergeは、分岐や個々のファイルに行ったこれまでの作業や保留中の作業の結果を追跡・比較できます。
P4Mergeの主な機能
結合と差分のビジュアルなツールを、開発者にも、デザイナーにも
結合を視覚化する
P4Mergeなら、ファイルのバージョン間の違いを視覚化できます。並列・同時型の開発によって矛盾が起こった場合は、色分けをはじめ、次のような手法で解決します。
- テキストファイルの差分をハイライト・編集
- 改行コードやスペースを含めることも無視することも可能
- Windows(CRLF)、Mac(CR)、Unix(LF)の改行コードの変換を認識
- コマンドラインパラメータを使ってPerforce以外のアプリケーションから起動
- ファイルを比較・結合するときに行番号を表示
履歴を表示
ある一定期間に何が変わったかを知りたい場合は、フォルダ差分を使って2つの時点間の分岐やフォルダの履歴を表示することができます。フォルダ差分は継続的インテグレーションにおけるバグの診断に役立つだけでなく、作業中のマージにおいて衝突解決が済んでいないコードがどの程度残っているかをチェックすることもできます。
- 修正済み、一意、未変更のファイルは除外
- 名前や拡張子別にファイルをフィルタリング
- 修正したアセットを標準的なファイルとフォルダの階層に整理
画像を比較する
P4Merge内のImage Diffで2つのバージョン間を視覚的に比較し、変更箇所を見つけます。2つの画像を重ね合わせ、ピクセルレベルで変更を容易に特定することもできます。
- JPEG、GIF、TIFF、BMPなど、さまざまな形式のファイルを比較
- Qt APIの使用により拡張
- 画像は、重ね合わせることも、左右に並べることも可能
- 重ね合わせた画像上で差分をハイライト